お手軽に淹れたてのコーヒーが楽しめるネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ。
久しぶりにバリスタを使ってみたら若干カビ臭さがあるような…。
コーヒータンクが空になるたび分解できる場所は洗浄をしていたので、
今回は一度もやったことのない湯垢洗浄をしてみました。
ちなみに我が家のバリスタ(型名:PM9631)はちょっと古く、現在販売中止になっている型です。
湯垢洗浄剤の代わりに市販のクエン酸で洗浄してみた
ネスレから専用の湯垢洗浄剤が販売されています。
2回分の液体タイプで1,980円ですが、ちょっと高いので今回はこちらを使用します。
ドラッグストアで購入した「クエン酸の激落ちくん」400g入り330円。
Amazonだともっと安くで手に入ります。
専用の湯垢洗浄剤もクエン酸とのことなので代用できるか検証です。
事前に準備するもの
- 湯垢洗浄剤(今回はクエン酸で代用)
- 700ml以上入る容器(実際は500mlくらい入れば良さそう※理由は後述)
↑容器は抽出口に入る大きさかどうか要確認です。
湯垢洗浄剤の作り方
700mlの湯垢洗浄液が必要です。
今回はクエン酸の裏側に書いていた量を基準に作りました。
水に溶かす場合200mlあたり5g(小さじ1)だったので、700mlだと17.5g(大さじ1と小さじ1/2)です。
溶けにくいからとお湯で作ったらダメだよ
取扱説明書の至るところに給水タンクに水以外入れないで!の記載があるのでここは従いましょう。
水で作ったけど意外と簡単に溶けました。
専用の湯垢洗浄剤だと液体タイプなので使いやすそうですね。
容器は500mlくらい入るモノでよさそう
取り扱い説明書に「700ml以上入る容器」とあったので、今回は860ml入るタッパーを斜めに差し込んでタオルを敷いて固定しました。
でも1回の洗浄にだいたい300mlくらいしか出てこないので、その都度捨てれば余裕持って500ml程度の容器でもなんとかなりそうです。
(300mlしか出なかったのは湯垢があったからか…?と思ったり。なので余裕持って500mlかな?)
ただ、洗浄中は水が勢いよく出てきてめっちゃ跳ねるし、水圧で不安定な容器だと動くのでそこは注意です。そのためのタオル固定。
最後にバリスタ周辺をフキフキするのは必須です。
湯垢洗浄の手順
基本的に取扱説明書通りに進めていきます。
機種によって差があると困るのでしっかり確認してください。
もし取説を失くした場合も公式サイトの「マシンラインナップ」よりご家庭のバリスタの詳細ページに行くとPDFで見ることができます。
- コーヒータンクを取り外す
- ドリップトレイを外して700ml入る容器を抽出口の下にセット
- 700mlの湯垢洗浄液を作る(お湯はダメ!)
- 給水タンクに湯垢洗浄液を入れて本体にセット
- 電源ボタンとエスプレッソボタンを同時に7秒ほど長押し
- エスプレッソボタンを押すと洗浄開始
- 湯が止まったら5分放置
- 再びエスプレッソボタンを押して洗浄2回目
- 湯が止まったら5分放置
- 容器のお湯を捨てて、給水タンクもよくすすぎ洗う
- 容器を再度セットし、給水タンクにも水を入れ本体にセット
- エスプレッソボタンを押す
- 湯が止まったらもう一度エスプレッソボタンを押してお湯が止まったら電源OFF
念の為以下の手順ですすぎをします。
- 給水タンクに水を入れて電源ON
- カプチーノボタンを押す、お湯出る、もう1回カプチーノボタンを押す、お湯出る
- 電源OFF
- コーヒータンクをセットして終了
湯垢洗浄の頻度
湯垢洗浄は定期的にした方が良いみたいです。
日本の水道水は100ppm以下の軟水です。
水の硬度 | 湯垢の除去の目安 |
硬水 300ppm | 250杯毎 |
やや軟水 180ppm | 500杯毎 |
やや軟水 80ppm | 750杯毎 |
きわめて軟水 0ppm | 1000杯毎 |
小さいサイズ(65g)のカートリッジでコーヒー約30杯くらいなので、1ヶ月2個消費する場合は1年に1回の洗浄頻度ですね。
公式サイトに約半年ごと、もしくは750杯毎が目安と記載がありました。
お湯の出が悪い、お湯の温度が低い、という時も湯垢洗浄は効果的です。
結果!カビ臭さがなくなった!!
湯垢洗浄をしてから美味しいコーヒーが出るようになりました。
市販のクエン酸で効果ありです。
なにはともあれ香ばしい香りを遮っていたカビ臭さがなくなり、今は淹れたてのコーヒーの香りを存分に楽しんでいます。
今販売中のマシンはバリスタ 50[Fifty]がお値段的にも機能的にもおすすめです。
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