こんにちは
京都は様々な寺院仏閣がありますが、京都の繁華街である河原町も例外ではありません
ビルの合間やアーケードの途中など歩いていると沢山見つけます
お散歩がてら行ける寺社を5か所紹介します
河原町周辺寺社5か所
萌えの【京都大神宮】
ここはもともと伊勢神宮への参拝が困難な人々が現地に赴かなくても参拝できるように建てられました
そのため祀られているのは
天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)
豊受大神 (とようけのおおかみ)
です
この神様はそれぞれ伊勢神宮の内宮・外宮に祀られています
また本殿の作りは柱も太く立派です
特に唐破風(からはふ)と呼ばれる屋根の装飾は見事な曲線を描き、どこか品が漂っています
さらにここでは二次元の巫女さんに会うことができます
”萌え”を意識したこの巫女さんが描かれた御朱印帳やお守りなども多数置かれています
またこちらの絵馬、書く人の画力が妙に高いのです
人の絵馬をまじまじ見るのもアレですが、イラストがあるとつい見てしまいますね
ちなみに御朱印もいただけます
住所:〒600-8031 京都府京都市下京区寺町通四条下る貞安則之町622番
ここは唯一燃えなかった【火除天満宮】
京都大神宮からすぐの所にある火除天満宮
祀られているのは菅原道真(すがわらのみちざね)公です
近代的な建物の横に佇んでいます
意外と奥行があり、歩いていくと本殿に到着です
ここは1597年に建てられてから戦闘に巻き込まれても奇跡的に焼失せず、その後も火難を逃れたことから、学問だけでなく火除けの神様としても信仰されています
火災は一生縁があってほしくないのでしっかりお参りしてきました
御朱印はここではなく、火除天満宮の斜め向かいにある「岡本鏡店」で頂けるとのことです
(参考サイト:家紋研究家が行く!京都御朱印巡り)
私は知らず貰い損ねました(笑)
住所:〒600-8031 京都府京都市下京区貞安前之町613
八坂神社の対【冠者殿社】
大きな通り沿いにででんと建っています
冠者殿社(かんじゃでんしゃ)は八坂神社の末社です
祀られているのは素戔嗚尊(すさのおのみこと)の荒魂(あらみたま)です
八坂神社の方には素戔嗚尊(すさのおのみこと)の和魂(にぎみたま)が祀られています
【補足】荒魂と和魂について
荒魂(あらみたま)とは、神の荒々しい面のことで、新しい事象を生み出すエネルギーを内包しているとされています
和魂(にぎみたま)とは、神の優しく平和的な面のことです
同じ神でも別々な名前が与えられたり、別々に祀られたりしていることがあります
八坂神社と冠者殿社は別々に祀られている典型です
八坂神社と似た作りですね
商売のご利益があることから、京都の商店の提灯が沢山奉献されています
ちなみに御朱印は八坂神社で頂くことができます
住所:〒600-8031 京都府京都市下京区貞安前之町609
人でにぎわう【錦天満宮】
アーケード内にある錦天満宮(にしきてんまんぐう)です
こちらも祀られているのは菅原道真(すがわらのみちざね)公です
最初に建立されたのは西暦900~1000年の頃で、名称を歓喜寺、歓喜光寺などと変えながら、1587年に今の場所に移転し「錦天満宮」と呼ばれるに至ります
アーケード内にあるためか、ここは常に人で賑わっています
面白いのは紙芝居ロボットやからくりおみくじがあるところ
ちょっと他所では見ない珍しいものが置かれています
御朱印も頂けます
住所:〒604-8042 京都府京都市中京区新 四条上る中之町537番地 京極通り
タヌキの神社【八兵衛明神】
細い路地の途中でぽつんとあるのは八兵衛明神(はちべえみょうじん)です
こんな路地を進むと…
小さく可愛い神社があります
昔この辺りは歓喜光寺というお寺があり、そこに「八兵衛さん」「七兵衛さん」「六兵衛さん」というタヌキが3匹住んでいたそうです
その狸をそれぞれ祀った神社のひとつがこの八兵衛明神です
そっと覗くとお狸さんがいますよ
住所:〒604-8042 京都市中京区新京極四条上る中之町577番地17
まとめ
ぷらぷら歩くだけでも色々な寺社に出会えますね
その背景を知ればもっと面白いですよ
紹介した5社は徒歩でまわれる範囲なので、スキマ時間にぜひ散歩してみてください
ではでは~
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