こんにちは とうもろこしです
1日で複数の寺社へ行くには体力が必要不可欠です
なぜなら場所によっては敷地が広かったり、階段が多かったりするからです
私は大好きな寺社巡りの最中に体調を崩し、散々な目にあったことがあります
同じ事にならないように参拝の際には自身の体調管理に気を付けてほしいのです
今回は寺社巡りの際に、体調面で特に気を付けてほしい事をまとめました
寺社巡りは体力勝負
(↑京都嵐山の常寂光寺)
寺社を1日に複数カ所巡る方もいるのではないでしょうか
1社だけでも敷地の広さは様々な上、行きたい寺社同士が離れていることも多いかと思います
また境内がどんなに広くても参拝者は基本徒歩移動です
「境内の風景を楽しみながら歩くから平気だよ」という方もいらっしゃるでしょう
私もそうでした
確かに楽しんでいる間はきつく感じませんが、帰りの電車や家に着いた時など、どっと疲れを感じるのです
実際歩数計を見ると、思った以上に沢山歩いているのです
疲れないはずないんです
「動いたら疲れる」というそんな当たり前の事を全然意識しなかった上、天気のいい日に何の対策も無しに外を歩き続けるという無謀なことをした結果、
私はついに境内で撃沈してしまったのです
悲しい経験
(↑福岡 香椎宮)
境内でぐったり
私は基本的に1日に何カ所も寺社を回ります
これは、いつものように5か所寺社を回ったその翌日の出来事です
2か所目の境内でしゃがんで写真を撮っていたのですが、立ち上がる時に視界が砂嵐のようになったのです
このような症状は日常生活でもたまにあるのですが、大抵一時的なもので、じっとしていればすぐ回復していました
しかしその日は回復するどころか、気持ち悪さと倦怠感が襲ってきて流石に「やばい」と感じました
とりあえずやった事
まず日陰で休んで水を飲みました
この日は5月だったのですが、とても暑く、外を歩くと汗をかくような日でした
今思い返すとただの阿呆ですが、こんな猛暑にも関わらず全然水分補給していなかったのです
日差しも強いのに帽子も日傘も無しで朝から歩きっぱなしでした
それでも気持ち悪さは一向に回復せず、時間は12時前でお腹もすいていたので、すぐ近くにあった飲食店でお昼ご飯を食べることにしました
食欲はあったので、味わうというよりはとりあえず何かお腹に入れようという気持ちで完食
食後は涼しい店内で椅子にもたれたり机に突っ伏したりしてましたが、それでも気持ち悪さは収まりません
本当は横になって休みたかったのですが、さすがに飲食店でそういうことはできません
ここは県外なので家にも帰れず
とりあえず一旦店を出て横になれる場所を探しました
奇跡的に近くのホステルがデイユースをしていたのですぐ予約
※ホステルとは、相部屋であることが多く、風呂トイレなどは共用ですが、格安で泊まることができる宿泊施設のことです
※デイユースとは、一泊せず昼間の時間だけ部屋を利用することです
案内されるなりベッドに横になった時のホッとした感じといったらなかったです
一応2時間後くらいに目覚ましをセットし「これでダメなら病院かも」なんて考えながら仮眠を取りました
眠った後はしっかり体が休まったおかげかようやく体調が戻りました
数時間私を悩ませた気持ち悪さが無くなった時は、とても安堵した事を覚えています
考えられる原因
この経験を踏まえてどうして体調不良になったか考えられる原因を羅列してみました
当日は天気の良い暑い日でした
・水分補給を怠ったこと
・直射日光に長時間さらされたこと
・空腹だったこと
・歩きすぎたこと
・前日の疲れが蓄積していたこと
・そもそも散策プランに無茶があったこと(徒歩で4か所巡って地下街をぶらぶら巡ってお土産買って帰るつもりでした)
つまりは「甘く見ていた」のだと思います
この件で失ったこと
私は今回時間とお金を失いました
12時前に気分が悪くなってからホステルを出た16時過ぎまで「何もできなかった4時間」が生まれてしまったのです
本来の予定ではあと2か所寺社に行くつもりでしたが、どこも17時頃には社務所が閉まってしまうのでこれから向かうのは諦めました
なにより気力がなかったですし(笑)
そしてホステルで休んだ料金は予定外の出費です
交通費を浮かすために徒歩移動していたはずなのに、それがあだとなり結局出費が増えました
体調を崩すと損ばかりと身をもって学んだのでした
私の二の舞にならないために
必ず水分を取る
人は水さえあれば何も食べなくてもしばらく生きられるというほど、水は生命維持に大切です
動いていなくても体内の水分はおしっこや汗や息などでどんどん失われます
どうしても歩くことが多くなる寺社巡りだからこそ積極的に水分補給しましょう
帽子をかぶる
水分補給とともに大切な熱中症対策です
頭部に強い直射日光を浴び続けると、体の体温調節機能が利かなくなり体温が上がりすぎて意識を失ったりします(いわゆる日射病です)
帽子は紫外線をカットしたり頭皮や顔の日焼け予防にもなります
暑い時期の帽子は中に熱がこもりやすいので、帽子の素材はメッシュや麦わらなど通気性の良いものがおすすめです
ご飯を食べる
人は食事からエネルギーを得ています
お腹がすくのはエネルギー不足のサイン
”腹が減っては戦はできぬ”です
ご飯をしっかり食べて寺社巡りの活力にしましょう
しっかり睡眠をとる
寺社は6時くらいから境内に入れたり、社務所は8時から開いたりと朝が早いのです
もし朝から行動するつもりであれば、前日は寝不足にならないようにしましょう
寝不足の状態では元気がでませんよ
こまめに休憩する
どんなに好きなことでも長時間続けると疲れます
最中はアドレナリンで気づかないだけです
次の行き先を調べる間だけでもいいので、腰を下ろして一息いれましょう
最適な散策プランを立てる
上に挙げたことを踏まえたうえで、その日の体調や天気によって臨機応変にプランを変えるべきです
あれもこれも行きたいやりたい!という場合は、そっちに体力を使えるように移動はなるべく楽になるよう調整しましょう
特に天気が良い暑い日は歩くだけでしんどくなってしまうものです
対策をしておくに越したことはありませんよ
まとめ
せっかく楽しい寺社巡りですが、体調を崩しては元も子もありません
特に暑い時期は、毎年5万人前後の人が熱中症で救急搬送されているという総務省消防庁のデータもあります
自身の体調管理と、さらに夏場は暑さ対策までしっかりやって良い思い出を作りましょう
少しでも参考になれば幸いです
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