よく耳にするワーキングホリデーとは?制度と条件をわかりやすく

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オーストラリア
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略してワーホリとも呼ばれる、ワーキングホリデー制度をご存知ですか?

これは1年~長期間海外に滞在できるとても特殊で自由な制度です。

  • ワーキングホリデーって何?
  • なんのための制度?
  • 誰でも利用できる?

こんな疑問にお答えします。

 

ワーキングホリデー制度についてわかりやすく

ワーキングホリデー制度とは

ワーキング・ホリデー制度とは,二国・地域間の取決め等に基づき,各々が,相手国・地域の青少年に対し,休暇目的の入国及び滞在期間中における旅行・滞在資金を補うための付随的な就労を認める制度です。各々の国・地域が,その文化や一般的な生活様式を理解する機会を相手国・地域の青少年に対して提供し,二国・地域間の相互理解を深めることを趣旨とします。(外務省ホームページより引用)

つまり、目的は休暇をしてお互いの国の理解を深めることで、そのために長期間滞在と就労を許可しますよという制度です。

 

この「就労できる」という点がかなりミソで、外国で働きたい時には通常「就労ビザ」を取得する必要があります。

ただ就労ビザは申請できる職種が限られていたり、スポンサーが必要だったりとハードルが高いんです。

 

そんな中、ワーホリビザは年齢等の条件さえ満たせば何の特殊技能を持っていなくても取得でき、現地で働くことができます。

 

旅行だけをするなら「観光ビザ」でも良いのですが、これはもちろん働くことはできません。

学生ビザなら就労できる国もありますが、学費がかかる上、学校が終わるまでの期間限定です。

もろこし
もろこし

長期間旅行に費やしてもいいし、働いてもいいし、というすごく自由なビザだよ

 

年齢制限

ワーキングホリデー制度には年齢制限があります。

査証申請時の年齢が18歳以上30歳以下であること(オーストラリア,カナダ及び韓国との間では18歳以上25歳以下ですが,各々の政府当局が認める場合は30歳以下まで申請可能です。また,アイスランドとの間では18歳以上26歳以下の方が申請可能です。)。(外務省ホームページより引用)

この30歳以下というのは厳密には31歳を迎える誕生日の前日までという意味で、それまでに申請する必要があります。

結構幅広い年齢層で申請することができます。

 

その他条件

  • 相手国・地域に居住する相手国・地域の国民・住民であること。
  • 一定期間相手国・地域において主として休暇を過ごす意図を有すること。
  • 子又は被扶養者を同伴しないこと。
  • 有効な旅券と帰りの切符(又は切符を購入するための資金)を所持すること。
  • 滞在の当初の期間に生計を維持するために必要な資金を所持すること。
  • 健康であること。
  • 以前にワーキング・ホリデー査証を発給されたことがないこと。

各国によって申請資料などは異なりますが、おおむねこんな感じです。

ちなみにひとつの国に対してワーキングホリデービザは一生に1回しか発給できません。

もろこし
もろこし

年齢制限が問題なければ、色んな国をワーホリしながら渡り歩くのも可能だよ

 

滞在可能期間と延長

基本1年間です。

イギリスは2年間滞在することができます。

 

また、オーストラリアは指定の仕事を3か月以上すると、セカンドビザというもう1年間滞在できるビザを申請することができます。

セカンドビザ中にさらに6ヶ月以上指定の仕事を行うとサードビザも申請でき、さらに1年間延長可能です。

もろこし
もろこし

ワーホリで最大3年間滞在できるってことだね

セカンドまたはサードビザ申請時に30歳以下である必要があります。

 

 

ニュージーランドも指定のファームで3か月以上仕事をすると、3か月の延長申請をすることができます。

 

 

ワーキングホリデービザ取得費用

オーストラリア 495豪ドル(約40,700円)
カナダ 250カナダドル(約22,600円)
イギリス 244ポンド(約38,000円)
ニュージーランドやフランス、ドイツなど 無料

ちなみにオーストラリアは年々ビザ申請費用が値上がりしています。

国によっても為替レートによっても違いますし、その都度変更されることがあるのでチェックしましょう。

 

滞在できる国一覧

  • オーストラリア
  • ニュージーランド
  • カナダ
  • 韓国
  • フランス
  • ドイツ
  • イギリス
  • アイルランド
  • デンマーク
  • 台湾
  • 香港
  • ノルウェー
  • ポルトガル
  • ポーランド
  • スロバキア
  • オーストリア
  • ハンガリー
  • スペイン
  • アルゼンチン
  • チリ
  • アイスランド
  • チェコ
  • リトアニア
  • スウェーデン
  • エストニア
  • オランダ

以上26か国です。(2022年2月現在)

 

上から順に制度が始まったのが古い国で、協定国は年々増えています。

 

気になったらまず情報収集

実際に私がやった方法を紹介します。

 

セミナーや相談会に参加した

世の中には留学を斡旋する留学エージェントというのが存在します。

エージェントは海外の語学学校申し込みやビザ申請、ホームステイの紹介などを手伝ってくれます。

そういったエージェントが定期的にセミナーや相談会を開催しています。

 

ちなみに私は2018年に日本ワーキングホリデー協会という留学エージェントが開催している初心者セミナー(無料)に参加しました。

大阪のオフィスで10名ほどの参加者と講師が1名。

ワーホリの基本を説明された後は、目的別に少人数に別れて質疑応答をしました。

聞きたかったことも丁寧に説明して頂き、その後のメンバー登録の強制や勧誘なども無かったので、セミナーに関しては安心して利用できるかと。

 

とりあえずワーホリについて調べたい、気になることがある、という方は無料セミナーに参加しても良いと思います。

今はZOOMでオンライン開催されています。

 

SNSや体験ブログを漁った

大体行きたい国が絞れたら、SNSや実際に行った人の体験を綴ったブログを探しました。

毎年1万人がワーキングホリデー制度を利用しているので、実際に行った人も大勢います。

現地の生の体験は日本にいてはわからないことばかりです。

 

まとめ

ワーキングホリデーは自由に海外に滞在できる夢のような制度です。

せっかくの機会だから色んな国に訪れて様々な文化に触れたいですね。

 

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