こんにちは、もろこしです。
私は生まれてこのかた31年、海外旅行に行った事がありませんでした。
このことを友人に話すと「えっ何度も行ってるかと思った」とか「お隣韓国でさえも?」など驚かれ、むしろ「30過ぎて海外行った事ないなんてあれこれ実は恥ずかしい?妖精になっちゃう?」と思い始めてきたところでした。
しかし、先日ついに初海外・韓国へ行ったので、嬉し恥ずかし初めての海外旅行の模様を赤裸々にお伝えします。
なんといっても31年一度も海外に行った事なかった私がしっかり3泊4日で韓国を楽しめて、かつ、ちゃんと帰ってきているので、
- 初めての海外旅行がちょっと不安な方
- 初めての韓国がちょっと不安な方
- 海外旅行に対して心構えが知りたい方
にはこの体験談が参考になるかと思います。
海外旅行への偏見とそれを打ち砕く魅力の数々
というかやっぱり海外って私の中で週末旅行(土日を含めて連休を取ってどっか出かける)の選択肢に上がってこなかったんです。
- 旅費が高そう
- 日数必要そう
- 入国手続き怖そう
- 鹿児島からはアクセスが悪そう
- 知らない言葉怖そう
なぜならこんな感じで勝手なイメージがあったからです。
ところがどっこい本格的に韓国行きを考えて色々調べてみたら
- 鹿児島から直行便で飛行機往復11,000円~
- フライト時間1時間半
- ホテル代2泊で7,000円
- 週末で行ける
- 入国出国審査簡単
- 日本語通じるらしい
なにこれ行かない理由ないじゃん…今までロクに調べもしなかった自分バカバカッってなりました。
というわけで俄然韓国行きに意欲が増した私は、怒涛の検索力(ググるだけ)を駆使して日程を組み上げていったのです。
韓国旅行準備編
韓国旅行計画~出国前日まで。備えあれば患いなしと本当に思ったこの期間。
航空券買うのに一苦労
はじめはセールしていたイースター航空で取ろうとしていたのですが、ここで問題発生。
一緒に行く人がパスポートを申請中だったのですが、イースター航空のセール便は予約時にパスポート番号が必要だったのです…!!!(そんなん知らなかったよ)
とりあえずパスポート取得待ち…セールが終わっちゃうんじゃないかとハラハラしながら待ちました。
1週間後パスポートも無事取得でき、最安値検索をしたところなんと今度はチェジュ航空がさらに安く航空券を出していました。
チェジュ航空にて鹿児島-韓国間往復11,180円。
安いし、しかも予約時のパスポート番号不要(笑)
とはいえ最初検索した時点でパスポートを持っていればイースター航空で予約していたはずだし、少し待ったおかげで結果的にラッキーで安く取れたのはよかったです。
宿泊先は楽天トラベルで予約
ソウル市内で繁華街である明洞に近い所に宿泊したくて探していたところ、YouTubeで紹介されていた「ラマダアンコールソウル東大門」に決定。
決定打はかおるTVで紹介していたこの動画。
この方、韓国についていっぱい発信しているユーチューバーで、韓国語も堪能です。
今回の旅行も沢山参考にさせていただきました。
正直海外のホテルって何を基準に選んだらよいか分からないので、実際に宿泊した動画やブログがとっても参考になりますね。
今回のホテルを選ぶ際も、誰かが実際に宿泊できていて、しかも現地に詳しい人がおすすめできる!と言えばかーなーりー信頼度が高いという判断です。
完全ユーチューバー頼み(笑)
実際に検索してみると、安い・駅近・綺麗そうだし楽天トラベルから予約して2泊で14,000円(一人当たり7,000円)だったので即決しました。
楽天トラベルは海外のホテルも予約できますよ!
荷物のパッキング
一体何を持ってけばいいのか分からなかったので頼みのGoogle先生で検索すると、どうやら韓国のコンセントは日本と違うらしいという事が判明しました。
Cタイプと呼ばれるプラグらしく、プラグがないと韓国でコンセント刺せないんですね。
よく海外に行かれる方なら常識なのかもしれませんが、私は本当に今回初めて知りました。
プラグはダイソーで売っているとのことで無事見つけ108円で購入。
後は色々持っていきましたが、必要だったものと別に要らなかったなというものがあったので、それは別記事にてまとめています。参考にどうぞ。
また、安い航空券を取ったので荷物は全部機内持ち込みにする必要がありました。
帰りにお土産も入れたいので、できるだけ荷物は少なくコンパクトにまとめましたが、ミラーレス一眼レフカメラやガイドブックを突っ込んで行ったので10kg以内とはいえ重かったです。
次はリュックにします。
韓国旅行決行編
ついに韓国へ。家から出たら無事に帰るまでが旅行です。
ドキドキの出国
当日はかなり早めに鹿児島空港へ到着。
初の国際線ターミナルに心踊りましたが、いざ入ってみると割と殺風景で拍子抜けしました。
鹿児島からは中国・韓国・台湾行きしか出てないのでそりゃそうか。
でもチケットカウンターで国内ではいつも出す必要のないパスポートを提示するので、あぁやっぱりこれから海外に行くんだ~という実感は出てきました。
チェックインを済ませ、次は出国ゲートです。
機内持ち込み荷物を機械に通し、私自身も金属探知機を通ります。
これは国内旅行でもいつものことなので慣れっこです。
ただ、その後の出国ゲートで出国審査官にパスポートを提示するのが初めてなので地味にドキドキ。
私のイメージとしては、とんねるずや中川家の礼二がモノマネをしているあんな感じと思って超緊張していたのですが、「いつ帰国しますか?」くらい聞かれた程度ですぐ通ることが出来ました。
拍子抜けしましたがサクッと済んでよかったです。
ついに搭乗!初チェジュ航空
今回利用したのはチェジュ航空。
国内線と何か違うのかな?と思ったけど座席にハングル文字があるくらいで、機体自体に特に違いはなさそうでした。
また、セールで購入したので座席指定ができなかったのですが、たまたま隣同士の席が空いていたのか、同行者と並んで座席が取れていたのでちょっと安心しました。
…
…
…と、気が付いたら寝てまして、(笑)
入国申告書と旅行者携帯品申告書が座席テーブルの所に挟まれてました。
これは現地空港についてから提出するものなので、スムーズに手続きするためにも搭乗中書くのがマストです。
事前準備の甲斐あってボールペンを持ち込んだのは賢明な判断でした。ドヤ。
別に空港についてからでも書けるのでご心配なく(笑)
書き方は下の記事でまとめています。私はこれで問題なく提出できたので、これ通りに書けば大丈夫です。
なんとなく外を見ていたのですが、空から見る地上はやっぱりどこか日本と違いました。
高層の建物がきれいに並んでいますが、逆に小さい建物が何もない場所とか、建物すら何もない平地とか、日本にはない光景を見ると面白いなと感じます。
ドキドキの入国
無事到着し今度は入国審査です。
なんとなく人の流れに沿って進むと入国審査所がみえてきました。
私たちは海外からの入国なので「Foreign Passport」の方へ向かいます。これも事前準備の甲斐あってサッと並べました。ドヤ。
赤い看板の方に進めと他の方のブログに書いてあった通りにしただけですが(笑)
どうやら韓国の方と、海外からの人と窓口が分かれているようです。
チマチョゴリを着た職員の方が案内していたのが印象的でした。
10か所くらい窓口があり、一人ずつ進みます。
私の番が来て、出国の時とは比べ物にならないくらい緊張しつつパスポートを提示しました。
パネルに日本語が表示された気がします。←緊張にてうろ覚え(笑)
やった事と言えばこれくらい
- パスポートを渡す
- 両手の人差し指を機械の上に置く(多分指紋を取ったのかも)
特に何も会話することなく通れました。
私は結構早かった方だと思います。
今度こそ入国審査官がとんねるずや中川k(略)のイメージで来るかと思ったのですが、全然そんなことなく入国もサッと済んだので拍子抜けしつつも良かったです。
広い仁川国際空港
仁川国際空港の広い事。
よくよく調べてみるとそれもそのはず、仁川国際空港は他の国の様々な空港に飛行機が飛んでいるんです。
空港Wi-Fiも強いし、設備もキレイ。24時間営業ときたもんだ。
最終日は朝6時台の飛行機なので空港泊をするつもりでいたので、この設備の強さを見て安心しました。
一応ここで旅行用のポケットWi-Fiを借りました。
事前予約をしていったので楽々。
韓国の方が説明してくれたのですが、日本語で話してくれたのでとても助かりました。
初めて現地通貨「ウォン」を手に入れる
空港内には銀行がいくつか入っているので両替もここでできます。
私は「LINE Pay韓国ATM両替」で両替すると決めていたのでそれでウォンをゲットしました。
空港にしてはレートも良かったですしね。
それにしても海外通貨って当たり前ですが単位もデザインも違って面白いですね。
ちょっと寒い
韓国について思ったのが「意外と寒い」でした。
鹿児島とは常に5~10°位温度が違います。
3月半ばでしたが朝晩が冷え込むので、ダウンを持って行って正解でした。
韓国はクレカ文化が進んでいる
どこもかしこもクレカが使えます。
政府が力を入れたとのことですが、コンビニも飲食店も観光地のチケット売り場も、大体の場所でクレカが浸透していてびっくりしました。
韓国で使えるブランドはマスターカードが多く、次いでVISAという印象でした。
マスターかVISAを持っていない方はこの機会にぜひ作っておくのをお勧めします。
無料で持つなら海外旅行保険が手厚いエポスカード(VISA)か日本でも使いやすい楽天カードがおすすめです。
新事実・韓国は昼から動き出す
韓国は実は昼を過ぎてから活発になります。
朝はあまりお店も開いてなく、昼前から徐々にお店が開きだし、夕方ピークって印象でした。
というのも私は朝から活動するのが好きなので9時ごろからウロウロしていたのですが、開いているお店がちょっとしかない!!
朝はめっちゃ閑散としています。
韓国で有名なのは屋台や食べ歩きですが、それも朝の内は叶いません(笑)
朝はゆっくりするか観光地に行くなどして、買い物や屋台は昼過ぎからが楽しいかと思います。
屋台が楽しい!
お昼に広蔵市場に行ったらすっごい賑わいを見せてました。
屋台が所狭しと並んでるんです。
メニューはトッポッギやキンパ(巻きずしみたいなもの)、ユッケ、サラダなど様々。
目の前でぐつぐつ煮込んだ鍋が並んでいて超おいしそうなんです。
目移りしちゃいます。
コーヒーは酸味強め
韓国のコーヒーは酸味が強かったです。
私は苦みとコクがある方が好きなので正直あんまり好みではなかったのですが、旅行中2杯しか飲んでないのでまだ判断しかねます。
いずれは私好みの珈琲を探し当てたいです。
これは90円で飲めるコーヒー(安い!)
注文が電子パネル(韓国語or英語)で注文なので不安になりつつも無事注文できました。
ソウルの夜は長い
動き始めが遅い韓国ですが、その分夜は活発です。
ソウルのショッピングセンターは夜からオープンし、明け方まで開いていることがほとんど(!)
ネオンもギラギラで夜なのに人通りも多いのはソウルならではなのかもしれません。
次はナイトクラブも挑戦してみたい。
肉典食堂でサムギョプサルを頂く
口コミが良かったので肉典食堂でサムギョプサルを食べることにしました。
ここは何店舗かあるのですが人気店で私達が行った時も何人も待っていました。
店前の番号札を取って待ってると店員さんが順番に声をかけてくれるシステムです。
(日本語で番号呼んでくれて本当に助かりました!)
結局1時間くらい待ったでしょうか。待ち時間は寒くてしんどかったけど待った甲斐があった。
お肉は美味しいし、付け合わせの色々が美味しいし、辛いのと酸っぱいのが絶妙でした。
ここはまた行きたいと思えたお店です。
日本人も多く訪れるようで店員さんもちょっと日本語喋れたりします。
ドキドキ!はじめての空港泊
最終日の飛行機は朝6時台の便だったので、いわゆる”空港泊”をすることとなりました。
理由は、早朝にソウル市内から仁川国際空港へ到着する電車が無いからです。
それなら前日夜から空港でスタンバっておけばいい!という結論に至りました。
実際に滞在してみて分かりましたが、仁川国際空港は空港泊に適しています。
- 空港内ロビーには寝れるようなソファーが多い
- チムジルバンとよばれるお風呂と仮眠スペース(ごろ寝)を提供する施設がある
- 空港内ホテルがある
- プライオリティパスで入れるラウンジがある
ホテルなら1泊6,000円ほど。チムジルバンなら2,200円程度で1泊過ごすことが出来ます。
もちろんロビーならタダ。
実際に夜ロビーをウロウロしてみましたが、たくさんの人がロビーのソファーで寝ていました。
身の回り品さえしっかり守れば問題なさそうです。
私達は「プライオリティパス」と呼ばれる世界中の空港のラウンジに入れるパスを持っていたので、ラウンジで時間をつぶすことにしました。
仁川国際空港のラウンジ「sky hub lounge」はご飯が美味しいことで有名なんです。下の写真。
チムジルバンをちょっと楽しんでから23時過ぎごろラウンジに向かいましたが、残念なことに食事内容が朝食メニューになっていました。がーん!!
な、なるほど、次は時間に気を付けて入室することにします…(泣)
そのままラウンジで搭乗時間まで時間をつぶしました。
仁川国際空港の出国ゲートは24時間営業
↑便利なチムジルバン「SPA ON AIR」
チムジルバンは旅客ターミナルに、ラウンジは出国ゲートを過ぎたところにそれぞれあります。
23時を過ぎてからチムジルバンからラウンジに向かおうとした時にふと不安がよぎりました。
(アレ、こんな遅い時間でも出国ゲートって通れるのか…?)
めっちゃ焦りましたが、一か所だけ24時間開いてるゲートがあって言葉通り本当に胸をなでおろしました(笑)
韓国旅行を振り返って
この写真はチャンドックン(昌徳宮)
総じて楽しかった
3泊4日で旅程を組みましたが最終日は早朝に韓国を発ったので実質3日間みたいなかんじでした。
それでも初めての韓国を色々体験することができました。
- 国際線に乗る
- 韓国の歴史的建造物を見る(昌徳宮)
- 韓国の食事を楽しむ(サムギョプサル・ユッケ・コリアンチキンなどなど)
- 初めて外貨両替をする
- 韓国で買い物をする
- 空港泊をする
以上が私達の今回の収穫ですが、色々できてよかった!
あと、意外だったのは韓国が日本みたいだったこと。
「日本みたい」なんて語彙力無い感想ですが、地下鉄が便利だし、ホテルも過ごしやすいし、街でスマホも使えるし、人通り多いところは夜も歩ける。
幸い日本人である差別(反日)も感じなかったし、変なトラブルにも合いませんでした。
今度は今回行けなかったソウル以外の町やカジノにも行ってみたいです。
英語勉強しとけばよかったと後悔
これは私個人の課題ですが、英語がもう少しできればよかったなと思いました。
- 英語か中国語表記はよく見かける
- 日本語表記は英語に比べると少ない
- 細かい内容を聞きたいときにもどかしい
- ホテルのチェックインの際には英語で説明された
特にホテルでは、私には「チェックアウトは10時だよ」に聞こえましたが実際は12時だったし、違う話をしていたのかもしれません。汗
それさえ聞けずかなしくなりました。
買い物や飲食店での注文も同様。
メニューを指差して
This one.
って言って通じましたが、細かい事を聞くには英語ができるに越したことありません。
韓国語を覚えたら早いのですが、それよりも万国で通じやすい英語を覚えた方が汎用性が高いはず。
英語欲は尚更増しました。
以上、長々と私達の個人的な旅行感想録でしたが、誰かの参考になれば幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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