LINE Payの「韓国ATM両替」試したら便利でした!メリットデメリットまとめ

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韓国旅行
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こんにちは、もろこしです。

世界中でクレジットカードが普及しているとはいえ、海外に行ったら現地の通貨が必要になる場合がありますよね。

先日訪れた韓国も例外ではなく、仁川空港からソウル市へ向かう電車代に現金が必要になりました。

ただ、空港の銀行窓口ではレートが落ちるし、クレジットカードのキャッシング機能はそもそもキャッシング枠のあるカードが必要になります。

そんな時に選択肢の一つとしてLINE Payの「韓国ATM両替」も検討してください。

空港のレートより良く、カードも必要ありません。

実際に交換してきてこれは「使える」と思ったので紹介します。

注意!LINE Payには「韓国ATM両替」と「外貨両替」というものがあります。どちらもウォンに交換するという目的は一緒ですが、この記事では「韓国ATM両替」についてまとめています。

LINE Pay韓国ATM両替のメリット・デメリット

メリット

  • 空港で交換するならレートが良い
  • LINEアプリで完結する(キャッシング不要)

 

デメリット

  • 事前準備に時間が必要
  • 実際に操作するまでレートが分からない

私はメリットもデメリットも感じましたが、それぞれについて説明します。

 

そもそもなんで空港で現金(ウォン)が必要か

仁川空港からソウル市まで行くのに地下鉄がおすすめですが、チケット購入に現金が必要です。

参考までに移動手段と運賃と時間の比較です。

仁川空港第2ターミナル~ソウル駅 運賃 所要時間
地下鉄(各駅停車) 4,850ウォン 66分
地下鉄(直通) 9,000ウォン 51分
バス(一般リムジンバス) 約10,000ウォン 60~90分
バス(高級リムジンバス) 約15,000ウォン 60~90分
タクシー 約48,200ウォン(別高速代) 60~90分

バスやタクシーは道路の渋滞状態によって到着時間が前後しますが、荷物が多い時や、複数人で利用するとき、必ず座りたいときなど重宝します。

しかし、ほとんど遅れの発生しない地下鉄の方が運賃も安いのでお勧めです。

 

LINE Pay韓国ATM両替のメリット

大きく3つのメリットがあります。

空港で交換するならレートがよい

私が訪れた日(2019年3月16日)の仁川空港内の新韓銀行のレートは(BUY)947.00。

つまり100円を947ウォンに換えてくれるという意味です。

実際にLINE Pay韓国ATM両替で交換したら100円当たり958ウォンでした。

下の表は実際に2000円両替して手数料108円を差し引いた金額ですが、空港の銀行で両替するよりもお得に交換できました。

100円が何ウォンになるか
銀行窓口でのレート 947ウォン
LINE Pay「韓国ATM両替」のレート 958ウォン

ちなみにアプリ上でのレートは100円→1017.8ウォンだったので、やっぱり空港レートは悪いですね。

アプリからのレート確認方法はこちらの記事でまとめています↓

 

いくら交換しても手数料は108円

手数料は交換ごとに108円必要です。

そのため一度にたくさんのお金を両替した方がお得になります。

 

LINEアプリで完結する(キャッシング不要)

韓国ATM両替はLINEのアプリ上ですべて完結します。

海外のATMではクレジットカードが吸い込まれたり、暗証番号を盗み見られたりというトラブルをよく耳にします。

もろこし
もろこし

カードが出てこないとか正直「嘘だろ…」と思いましたが対処法もググればどっさり出てきます。注意です。

LINE Pay韓国ATM両替だと、アプリで完結するのでカード関連トラブルの心配がありません。

また、クレジットカードのキャッシングを利用するわけでもないので、返済の事を考える必要もありません。

 

LINE Pay韓国ATM両替のデメリット

デメリットも2つ感じました。

事前準備に時間が必要

「韓国ATM両替」をつかうには、本人確認のために銀行口座登録とマイナンバーカード登録が必要です。

さらにこの本人確認の手続きには数日~数週間かかるのです。(LINEオフィシャルブログより抜粋)

もろこし
もろこし

タイミングが良かったのか、私は丸1日かからず(平日の夜に申請して翌日夕方に確認終了)終わりました。

実は旅行2日前に本人確認が必要なことを知り急いで申請しましたが、間に合うか本当にドキドキでした…。結果オーライ。

いざ韓国に行ってからじゃ確実に間に合わないため、旅行前に余裕をもって手続きしたいですね。

 

ちなみに、マイナンバーカードの確認はすべての事業者に外貨交換の際に義務付けられています。確認したマイナンバーの情報は確認後破棄し、以降LINEは一切の情報を保持しないと記載がありました。

 

銀行口座とマイナンバーカードの登録方法はLINEオフィシャルブログが丁寧に解説しています。

銀行口座の登録方法↓

マイナンバーカードの登録方法↓

 

実際に操作するまでレートが分からない

LINEアプリから韓国ATM両替の申し込みをして、一旦ATMの画面を操作してみないとレートが分かりません。

ただ、その表示されたレートを見て納得いかなければ取引をキャンセルできるので、とりあえず操作してレートを確認してから他の両替方法を検討すれば効率がいいかと思います。

 

LINE Payの「韓国ATM両替」のやり方フローチャート

LINE Payを使えるようにする

銀行口座を登録する・マイナンバーカードの写真を撮り申請する

↓(数日~数週間かかる場合も)

承認されたらLINE Payにチャージ

現地のATMで両替する

 

この手順でOKです。

 

LINE Payを使えるようにする

LINE PayはLINEアプリの「ウォレット」から「LINE Payを始める」を選び規約に同意すると使えるようになります。

 

銀行口座を登録する・マイナンバーカードの写真を撮り申請する

本人確認のため銀行口座とマイナンバーカードの登録が必要です。

実際にカードを手元に用意し写真を撮って送信します。

 

LINE Payにチャージします

登録した銀行口座からチャージします。

チャージは100円単位ででき、チャージ自体に手数料はかかりません。

さらにWi-Fiなど通信さえできれば海外でも操作が可能で、実際に韓国で操作してみましたが正常にチャージできました。

後日通帳記帳をしたところ、手数料などは発生していないことを確認しました。

 

「リクエスト」をする

まずはLINE Pay画面を操作し、韓国ATM両替が使えるように「リクエスト」を送る必要があります。

「韓国ATM両替」をタップします。(ちなみに「外貨両替」はまた違うので間違えないように)

ATMの暗証番号を自分で決めて「リクエスト」します。

この時の暗証番号は実際に自分がATMで操作するときに入力する数字なので忘れないように。

その後24時間以内にATMから両替手続きをすればOKです。

手続きしなかったらそのままキャンセルになるだけなので、楽な気持ちでリクエストしちゃいましょう。

 

現地のATMで操作する

あとは「新韓銀行」ATMを探して画面通りに手続きするだけ。

仁川空港をはじめ駅や町の中の至る所にあり、リクエストを送った後の画面から近くのATM検索も可能です。

 

リクエストした時の予約番号と暗証番号を入れ、交換したいウォンを選択すれば完了!

もろこし
もろこし

初回は馴染みのないATMに時間を取られますが、慣れてしまえばあっという間にウォンを手に入れられますよ。

 

詳細な手順はLINE公式ブログがまとめています↓

「両替しすぎ」や「現金不足」とは無縁!お得なレートで韓国ウォンが手に入る両替サービスがLINE Payから登場。-LINE公式ブログ-

 

 

実際に交換したレートまとめ

私は滞在期間中に3回「韓国ATM両替」を利用しました。その際のレートをまとめています。

手に入れたウォン 支払った円 100円当たり何ウォンか
1回目(3/16夕方) 20,000ウォン 2,086円 958.7ウォン
2回目(3/16夜) 50,000ウォン 5,053円 989.5ウォン
3回目(3/18昼) 50,000ウォン 5,056円 988.9ウォン

これは手数料108円を差し引いた金額なので、やはり一度に多くのお金を両替した方がお得度が増します。

100円当たりウォンを沢山もらえばもらうほどお得ですよね。

その瞬間のレートで誤差が出るようなので、ATMで一回途中まで手続きしてレートが気にくわなければ一度キャンセルしてもう一度ATMを操作しなおすこともできます。

お金を取り出すまでは同じ予約番号で初めからやり直せますよ。

もろこし
もろこし

後ろに人が並んでなければ再チャレンジありです。

 

 

結論・LINE Pay韓国ATM両替は韓国旅行には相性が良い

韓国で現地通貨ウォンが必要な時、レートも良くLINEアプリ一台で完結するLINE Pay韓国ATM両替はとても便利でした。

現地でレートがよいとされている明洞(ミョンドン)の中国大使館前両替所のレートには勝てませんでしたが、とりあえず現地ですぐに現金がほしいときに重宝します。

事前準備をしっかりして快適な韓国旅行を楽しんでください。

 

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